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☆2002年・8月のパセオ

 

★ チュニジア料理店 TUNISIA ★

 

PASEO北アフリカにチュニジアという国があることをご存知かな?

そういう私も名前と場所は知っているが、それ以上の事は何も知らない。恥ずかしながら、首都の名前さえ知らない。そのチュニジアの料理が味わえる店が、ここカンクンに一軒ある。名前は「TUNISIA(トゥニーシア)」。国名がそのまま店名になっている。店内には、チュニジアの民芸品や民族衣装がディスプレイされており、アラブの雰囲気を出している。チュニジアの国旗が店内に飾られているのだが、何も知らない私は、この国旗をトルコの国旗と間違ってしまった。だから本当に情けない話だが、初めて店に入った時に、この店のチュニジア人オーナー(写真)に「ここはトルコ料理のお店?」と失礼な質問をしてしまった。だが、こんな失礼な質問にもオーナーは、「いや、チュニジア料理だよ。」と微笑みながら答えてくれた。(本当にすいません。)

この店の料理は、オーナーとその奥さんの手作りである。以前からカンクンで営業していPASEOたのだが、7月の上旬に今の場所(メルカード28入り口)に移転させた。料理は、基本的にセットメニューが中心だが、単品メニューも豊富にあるので、一品ずつの注文も出来る。セットメニューは、朝が約4ドル、昼が5ドルで夜が7ドルとかなりリーズナブルな価格である。店のある場所からみても、現地メキシコ人が客の大半だろうから、たぶんこんなに安く提供しているのだろう。タコス屋ならまだしも、メキシコ以外の国の料理をこの価格で提供するのは、結構大変なことだと思う。

肝心な料理なのだか、初めて食べたチュニジア料理の感想としては、予想外に美味かった。アラブ料理をほとんど食べた事がなかったので、メニューを見ても全く味の想像が出来なかったのだが、自分が注文した料理は全て美味しかった。料理を運んで来る度にその人のいいオーナーが、詳しく料理の説明をしてくれるのである。(当然笑顔で!)

PASEO 8-2.JPG - 210,791BYTES食後には、ミントティーと焼き菓子を出してくれた。ミントティーは、食事に付いているのだが、焼き菓子はサービスで出してくれたようだった。チュニジア料理も油を使った料理が多かったので、緑茶にミントと砂糖の入ったような味のするこのミントティーが、食後の口の中をすっきりさせてくれた。サービスで貰った焼き菓子も今まで食べたことない味だったが、美味しかった。

最後に店内の写真を撮り、やはりこの店の看板であるオーナーの写真も撮らねばと思い、オーナーに写真撮影の許可を取る。オーナーは、当然の如く笑顔で「いいよ!」と言ってくれた。国旗の前で写真を撮ろうとポーズを取ってもらっている所に、誰かが近づいて来た。なんとオーナーの一人息子である。状況を良く分かっていないこの息子は、自分も撮って欲しかったらしく近づいて来たのだろう。私は、当然オーナーとその息子のツーショットを撮った。(写真)

アラブ料理という日本人には馴染みのない料理のお店だったが、オーナーの人柄が店中に溢れていてすごくアットホームに感じられたので、店内に居ても特に違和感はなかった。次にこの店を訪れる時には、この写真を現像して、渡してあげようと思う。

 

☆     場所 ☆

ダウンタウンにあるメルカード28(マーケット28)という民芸品市場の一角に、プラサ・ボニータというショッピングモールがあるが、そのショッピングモールの入り口にある。


★ メキシコ版ASAYAN 「La Academia(ラ・アカデミア)」 ★

 確か去年放送が終了したと思うが、テレビ東京でASAYANというオーディション番組を放送していたと思う。今爆発的に人気のあるモーニング娘やケミストリーなどを輩出した番組。当然みんなも知っていることだろう。ここメキシコでも、このASAYANに似たオーディション番組が放送されている。その名も「La Academia(ラ・アカデミア)」。学校という意味である。
 5万人に中から選ばれた14人の男女(14人の顔写真が下記のサイトに掲載)を合宿生活させながら、最終的に一人のスターを生み出そうとしている番組だ。彼らの合宿生活の模様を撮影したビデオが編集され、この番組の中で流している。それも毎日だ。メキシコのディレクTVでは、この合宿生活の模様を24時間流しているのである。(ほとんど映画トゥルーマンショーと同じ)合宿生活している彼らは、いたる所に(シャワー室や寝室にまで)カメラが設置された家で過ごしている。24時間誰かに監視されることまでして、スターになりたいのだろうか?私には理解出来ないのだが・・・。
 視聴者はこの番組を見ながら、自分が気に入った人に電話で投票できる。電話投票する度に2ドル掛かるので、視聴者の投票を促す為に、投票者の中から抽選で毎日一人に5万ペソ(約65万)をあげているのである。毎日だぞ!この番組は3ヶ月放送する予定だから、90日で掛けたら5850万円! その上日曜日の当選者には、車まで当たるのだ。本当にメキシコの放送局の太っ腹さには、敬服する。(貧乏な私でもさすがにまだ電話はしていない。)
 投票の途中結果は毎週日曜日に発表され、最下位の人はその場で合宿は中止され、番組を去ることになる。投票結果は、最下位の人の名前しか発表しない。名前が発表された瞬間、メンバー達が泣いたり抱き合ったりしながらその落選者をなだめるのだが、それがどうも演技臭くて逆に笑ってしまう。たぶんTVに自分がどう映っているかというのを常に気にしながら、彼らは日々生活してのであろう。自分達の言動行動の一部始終を視聴者は見て、投票するのだから、当然の如く意識しながら行動することになる。必然的に自然さはなくなってくる。
 でみ演技臭いとか、歌が上手くないとかぶつぶつ文句言いながらでも、たまに見ている自分がちょっと情けなかったりする。私もTV局の演出(作戦)に上手く「はめられた」視聴者の一人なのであろう。

★La Academiaのサイト  http://www.reforma.com/flashes/espectaculos/la_academia/base.htm

 

 

●パセオの7月・6月・5月号は、特集記事の下にありますので、是非そちらもご覧下さい。

☆今月の特集 

★今月の特集   〜ホテル耳寄り情報〜

CaribbeanWEBが取り扱うホテルの中で、イチ押しのホテル情報をピックアップして掲載しております。ぜひホテル予約の際の参考にして下さい。
また、当サイトから耳寄り情報のホテルを3泊以上ご予約になった場合、当社のカンクンオプショナルツアー(日本語ツアー・英語ツアー共に)を割引いたします。
(一部割引出来ないツアーもあります。)
耳寄り情報に掲載されているホテルの料金は、全て1泊1部屋(ツイン)・税別の料金です。

☆ 耳寄り情報 その1

女性に人気のカンクンのホテル、「Le Meridien (ル・メリディアン)」が12月15日までの間、以下の特別価格にてご予約できます。
Le Meridien のHP http://www.meridien.co.jp/mexico/

スーペリオール   通常価格 $165usd  →→→  特別価格 $112usd
デラックス      通常価格 $190usd →→→  特別価格 $140usd

☆ 耳寄り情報 その2

ダウンタウンの中心部にある「Calinda America (カリンダ・アメリカ)」を12月15日まで以下の特別価格にてご予約できます。

通常価格 $125usd   →→→  特別価格  $76usd

☆ 耳寄り情報 その3

当社所有のホテル「Park Royal Piramides (パーク・ロイヤル・ピラミデス)」を当サイトからお申し込みになると特別価格でご予約できます。
当ホテルは、ホテルゾーンの中心近くにあり、ホテルの前にはホテルゾーンで一番新しい「ラ・イスラ・ショッピングモール」が有りますので、買い物やお食事に便利です。
ホテルの詳細は、下記のウエブサイトをご覧下さい。
http://www.piramidescancun.com.mx/

通常公示価格 特別価格
スタンダード・スィート $125usd →→→→→ $108usd
アンバサダー・スィート $155usd →→→→→ $125usd
プレジデンシャル・スィート $195usd →→→→→ $166usd

 *価格は、1泊1部屋の料金です。全て税抜き価格です。


 

☆2002年・7月のパセオ

 

マヤ最大の遺跡群 ティカル

 

以前から興味があり、一度は訪れてみたいと夢みていたグアテマラのティカルへ行ってきた。ティカルはグアテマラ北部のジャングルの中に広がるマヤ最大級の遺跡群である。ゆっくりと遺跡を見学し、なおかつグアテマラ人の生活にも触れてみたいと思っている欲張りばりな私と友達の23日ティカル珍道中を今回は紹介しよう。

 

旅の一日目の朝、集合場所にてツアー会社の空港送迎の車を待つ。いかにも人の良さそうな小太りなおじちゃんが現れ、私達をバンに乗せてカンクンの空港まで送ってくれた。車の中では私達が利用する今回のツアーの説明を受け、さらにクーポンと航空券をそのおじさんから受け取る。「楽しんでおいで」と見送るおじちゃんと別れ、いよいよ出発!!といった感じで空港カウンターに向かう。チェックインを済ませ、空港内で飛行機の搭乗開始の合図を待っていたのだが、搭乗時間になってもまた出発時間なっても一向に指示がない。ゲート変更のアナウンスもなかったはずだと、自分の中で確認していたところやっと搭乗手続きが始まった。この時点で、この旅の不安が少し頭を過ぎった。

TIKAL FOTO3.JPG - 84,293BYTES出発ゲートからバスに乗り、私達の利用する47人乗りのプロペラ機が待つ場所まで移動する。機内には、乗客はたった7人。たぶん皆ティカル遺跡を目的とした乗客であろう。出発予定時刻より少し遅れて離陸した飛行機は、わずか1時間半でティカルに一番近い国際空港(!?)がある町「サンタエレ−ナ」に到着した。なぜ!?マークが付いたかというと、この空港がまた本当に国際空港?と疑いたくなるほど小さくて田舎くさいのだ。というかサンタエレーナは、誰が見ても正真正銘の田舎町である。

 

空港到着後、すぐに迎えの車でホテルに向かう。ホテルについて一息入れた後、私達は早速、世界中の遺跡フリーク達がティカル見学の拠点にするサンタエレ−ナとフローレスという2つの町へ繰り出すことにした。フロ−レスはペテン・イツァ湖に浮かぶ小島であり、グアテマラ最大であるペテン県の県都であり、その対岸にある町がサンタエレ−ナである。フローレス、サンタエレ−ナと共に小ぢんまりしているので、町中を見てまわるのにさほど時間はかからなかった。

その小さな町を一周した後、少し遅めの昼食を摂りながら私達2人は、今まで訪れたことも無いほどの僻地に来たことを再確認しあっていた。土産屋のおばちゃんは、お客に構わず昼寝をしていたりと、とにかく町全体がのんびりとした空気に包まれている。しかし翌日、こんなのんびりした田舎町にもある大事件が起きるのだった。しかしこの話は後ほどゆっくりと・・・。

 

二日目の朝は普段の朝より早起きをして、遺跡見学の為にしっかりと朝食を摂る。その後ホテルまで迎えに来てくれた若いガイド君とドライバーさんと共にティカル遺跡へ向かう。ティカルまではフローレスから車で1時間ほどかかった。遺跡見学は、鬱蒼としたジャングルの中を歩くことになるが、ハンガーモンキーやトゥカンバード(オオハシ)などの珍しい動物達を目にすることが出来るので、なかなか楽しかった。そのまましばらく歩くと突然ジャングルが開け、大きな神殿が目に飛び込んできた。それは、驚きと感動の瞬間であった。

TIKAL FOTO2 .JPG - 62,916BYTESティカルにある多くの建造物の中で私が最初に上ったのは、高さ70メートルもあるティカルで(数あるマヤ遺跡の中でも)最も高いIV号神殿だった。この神殿の上から見えるものは、360度樹々に覆われたジャングルだけである。だがその眺めの素晴らしさに、私は感動した。再びジャングルの中を歩き回って、最後にたどり着いたのがグラン・プラザ。この周辺がティカル遺跡群の中心で、I号神殿とII号神殿が向かい合って建っており、その北側にノース・アクアプリス、南側にセントラル・アクアポリスを従えてある。神殿の美しさは言うまでもなく、このグラン・プラザはなんとも感慨深い場所であった。6時間歩き回って遺跡見学終了となったのだが、疲れを感じる暇がないと言っていいほどティカル遺跡は驚きと感動の連続であった。

 

遺跡見学の後は、楽しく案内してくれたガイド君とドライバーさんに別れを告げてフローレスの町で私達は車を下りた。ひょんな事で町でアルマジロ料理が食べられるということを聞きつけ、「せっかくだから町でアルマジロのお肉でもたべよう!」ということになり、フローレス散策を兼ねてアルマジロ料理店探しをすることにした。夕暮れのフローレスの町を散策しながらカテドラルのある高台へ向かう。その高台からのペテン・イツァー湖の眺めは最高だった。湖を眺めながらフローレスも小さいけれど味のある街だなぁ、などとしみじみ感じてしまった。そしていつの間にか、アルマジロの事は忘れてしまった。

TIKAL FOTO4.JPG - 58,995BYTES歩き疲れた私達は、夕飯までの時間をあるカフェで暇を潰すことにした。そのカフェでぐったりしていた時に、ある事件が起こったのである。なんと!私達がいたカフェの3軒隣のホテルで火事が発生したのだ。私達が気付いた時には、すでに火の手はかなり進んでおりホテル全体を包んでいた。そのホテルの隣の土産屋では、店内の荷物を運び出す作業が始まっており、野次馬で集まってくる観光客にもその作業の助けを求めていた。暫くすると、地元の人によるバケツリレーの消火が始まったのだが、火の勢いは全く治まらず、立ち上がる炎で電線が焼きちぎれ、一瞬町中が大パニックに陥っていた。そんなところにやっと町に1台しかない(これも驚きだ!)消防車が、狭い路地を縫うように走って来た。消防士による消火作業が1時間たった時点でもまた火の勢いは治まらなかった。とうとう消火作業をあきらめてしまったのか消防士達が、土産屋の荷物を運び出す作業を手伝っているのにはちょっとびっくりした。鎮火し始めた頃にやっと隣町からの応援で来た2台目の消防車が到着した。普段は長閑でのんびりしたフローレスも、この日ばかりはこの大火事の影響で慌ただしい町となっていた。

 

旅行三日目、カンクンへ戻る朝を静かに迎えた。今思うと、グアテマラで流れる時間のテンポがとても懐かしい。到着してすぐは、全く別世界に飛び込んでしまったような感覚であった。でも旅を続けるにしたがって、町の景色、地元の人との触れ合い、小さな食堂での料理などの全てを気に入ってしまい、今ではまた訪れたいと思っている。マヤのティカル遺跡ではたっぷりと感慨に耽け、フローレスでは大(!?)事件に遭遇し、なんとも言えない思いで深い旅になった。

 

 

 

 

 

☆2002年・6月のパセオ

 

 

☆ 100%Naturalのフレッシュジュース ☆

 

      PASEO6       PASEO6 NAT.JPG - 209,325BYTES

カンクン・ホテルゾーンやダウンタウンのいたる所に店舗を構えるレストランチェーン「100%Natural」。この店の特徴は、名前が表す通り無駄な添加物を使わずに、食材の持っている天然の美味さを損なわないように作った物(料理)を提供(販売)している。自家製のパンやケーキなどもテイクアウト出来るように店頭販売している。この店の数あるメニューの中で、今回特にお勧めするのは、フルーツまる絞りのフレッシュジュースである。水も甘味料も一切加えないで、天然果汁だけで作られたフルーツジュース。ジュースには、全てオリジナルの名前が付いており、数種類のフルーツや野菜を混ぜて作られている。またメニューのジュースに、さらにフルーツや野菜を追加することや、メニューにない自分好みの組み合わせでジュースを注文する事も出来る。ジュースグラスも普通のグラスの2倍はありそうな大きなグラスに入ってくる。

メキシコの売店などに売っているジュースは、炭酸入りのジュースが多く、果汁100%のジュースがあまり売っていないことが多いので、たまにちゃんとフルーツの味のする(化学合成ではなく)ジュースが飲みたくなる。そんな時には、ここのジュースを思う存分(お代わりしてまで)飲むのに限る。

この店の料理は、香辛料プンプンそして油でギトギトのメキシコ料理と違って、シンプルでかつしつこくない味付けをしているので、メキシコ料理に疲れた人にはお勧めである。値段もお手頃なので、安心だ。

100%Naturalと書かれた大きな看板が目印なので、散歩のついでにちょっと立ち寄ってみてはいかがかな?

 

★100%Naturalのオフィシャルサイト  http://www.100natural.com.mx

 


 

☆ 日本で飲めないジュース ☆


 こんな書き方で始めると何かグロテスクな飲み物を出てきそうな感じだが、決してそうではない。メキシコ(ラテンアメリカ)ではごく一般的な飲みの物JAMAICA(ハマイカ)・TAMARINDO(タマリンド)・HORCHATA (オルチャータ)の事である。(写真は手前から)まずハマイカは、ハイビスカスの花弁を煮出してそこに砂糖を加えたもので、微かな酸味があり、クランベリーのジュースに似た味がする。オルチャータは、一晩水に漬けたお米をミキサーにかけ細かく砕き、砂糖とシナモンで味付けしたもの。このジュースは言葉で表現するのはちょっと難しい。なぜなら似たような味の物が日本にないからだ。タマリンドは、同名の豆科の植物である。大きなさやえんどうの様な形をしたタマリンドの果肉を用いた飲み物で、これも甘酸っぱい味がして、かなり飲みやすい。タマリンドには、食物繊維は豊富に入っているので、これを飲むと便通が良くなるらしい。日本に売っているダイエット食品の中にも、このタマリンドのエキスが入ったものがある。

 写真で見ての通り、色はあまり食欲をそそる色ではないのだが、飲んでみると結構癖になる味なのだ。どれもクドイ味でない。水に色と少し味が付いたという感じで、さらりと飲める。特にハマイカやタマリンドは少し酸味があるから、喉の乾いた暑い日には、一気にコップ一杯飲み干してしまいそうである。

 残念な事にホテルゾーンのレストランでは、このジュースにお目にかかるはほとんどない。ダウンタウンのタコス屋に置いてあることが多い。また、ダウンタウンのトゥルム通りのオクソ(OXXO)というコンビニにも売っていっている。 これらのジュースの粉末が、ダウンタウンのスーパーでも一袋5ペソ(0.5ドル)ほどで売っているので、お土産として持って帰るにはいいと思う。ぜひ!

 



☆今月のパセオ・5月号 

 

☆ プラヤ・デル・カルメンの民芸品店 ☆

カンクンよりバスで1時間ほど走った所に「Playa del Carmen(プラヤ・デル・カルメン)」という小さな街がある。メキシコ最大でダイビングスポットでも有名なコスメル島に行くには、この街の港から出ている定期船を利用する。プラヤ・デル・カルメン(以下プラヤ)に行くには、カンクンダウンタウンのバスターミナルから出ているバスを利用するのが一番便利でだろう。プラヤ行きのバス(片道約$3.5)は、10〜15分おきに出ているので、カンクンからは時間を気にせず遊びに行ける。

 この街の特徴は、ショップやレストランの作りがとにかく「オシャレ」なのである。カンクンに比べると店々の規模はそんなに大きくないが、こじんまりとしていながらそれなりに独創的な店作りをしている。入ってみたくなる店ばかりで、選ぶのが困るぐらいに粋でオシャレなお店が多い。今回紹介する民芸品店はインテリアや内装もよかったが、売っている品々が特徴的だったの取り上げることにした。

 プラヤでも一番多くショップやレストランが建ち並ぶAV.Quinta(AV.5)にあるこの店は、外観は特に変わり映えがしないが、店内に入ると色鮮やかな民芸品が所狭しと埋め尽くしていた。原色やパステルカラーのビーズを一つずつ手作業で貼って作った仮面。見ているだけで心が和んでしまうぐらいに愛らしい動物の置物。天然素材で染めた敷物などちょっと他では見かけない品を販売している。普通の民芸品店より値段はやや高めだが、みんなそれなりにこだわった作りをしているので、大した割高感はない。

 とにかくプラヤは、カンクンとまた違った趣があって街を歩いているだけでも結構楽しい。みんなに紹介したいお店が沢山あるので、追々このコーナーで取り上げていきたいと思う。お楽しみに!

 

今回のピックアップスポットは・・・

SELVA Y MAR

Quinta Avenida Norte 156-B, e/ Calles 4 y 6, Playa del Carmen,

Tel & Fax (52-987) 3-0525

 


カーニバルと停電

 

二月になるとラテンアメリカ各国でカーニバルが行なわれる。カーニバルで有名なのは、やはりブラジル・リオのカーニバルだろう。今年も40万人近い人が、このリオのカーニバルに訪れたらしい。ここカンクンでも例年通り2月21日から26日までカーニバルが行なわれた。来場者数は定かではないが、連日かなりの人がカーニバル会場に訪れていた。ステージのあるメイン会場までの道には、多くの露店が出店していたのだが、私が見に行った日曜日も家族連れや若者のカップル達で、道に人が溢れていた。午後3時頃から夜までは、リオのカーニバル張りの山車が街を練り歩き、日が暮れるとステージでは、手品やダンスなどの催し物が行なわれていた。夜遅くには、連日ラテンミュージシャンのライブも行なわれていたが、カーニバル最終日には、サルサ界の超大御所のセリア・クルスがライブをしていたらしい。

露店やステージ以外に、遊園地にあるような遊具(メリーゴーランドや魔法のじゅうたん等)も沢山会場にあった。この会場は、もともとただの道路を通行止めして作った会場なのだが、カーニバル期間中はちょっとした遊園地かテーマパークの様になっていた。

 

そのカーニバル期間中に大きな出来事が起きた。

それは、停電である。

 

それも5分や10分程度ではなく、4時間ほどの大停電である。さらにこの停電は、会場周辺だけではなく、メキシコ南部ユカタン半島周辺の7つの州で停電になったのである。

仮に日本の7つの県で同時に停電になったらどうなるか、皆さん想像して欲しい。私もラテンアメリカに数年住んだ経験があるので、停電は慣れているのだが、こんなに広範囲の停電は、初めて経験した。

停電中のホテルゾーンを見に行ったのだが、やはりショッピングセンターやホテル・レストランもみんな真っ暗だった。バスには、停電では仕事にならないので、早く仕事を引き上げたメキシコ人達でいっぱいだった。しかし皮肉なことに発電機を持っているレストランだけは、灯りがあるので大繁盛していた。

次の日には、特に会社で話題に上がる訳でもなく、何もなかったようにみんな仕事をしているので、メキシコ人にとってはこの大停電も大した事ではないのであろう。

 

 

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